2012年1月11日水曜日

発表練習会・その1

みなさん、あけましておめでとうございます。
今日は、次世代ブロードキャスト研究室の発表練習会・その1でした。以下、発表者順に、簡単んにコメントをいたします。 { ササキ ]

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1:小林君「モンスター映画における『変身シーン』の...」
石橋先生とよく相談してくださいね。論文のボリュームが足りないので、例えばこうしてはいかがでしょう。[ 1 ]前段で「変身願望」と特撮映画の関係を社会学的な視点からの考察を書いてみる。[ 2 ] VFX技術の解説と分析を、技術要素ごとに細かく解析する。その上で、「変身」をテーマとした、特撮映画の課題と可能性についてまとめる。

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2:屋富祖さん「チャールズ・チャップリン作品...」
チャップリンの中期作品「独裁者」「殺人狂時代」は、きわめて強い、時代へのメッセージを含んでいます。ヨーロッパで戦線を拡大するヒトラーに対して、まっこうから風刺する映画をつくるなど、並大抵ではない勇気ですよね。屋富祖さんの研究のまとめにある、「現代の喜劇にも必要ではないか」というものは、具体的にどういうことなのか、具体的に考えてみてはいかがでしょうか。現代の状況は、ちょうどチャップリンが経験した時代に似ているのです。なぜ、今、チャップリンのような作家が現れないのでしょうか?
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3:柳谷君「アニメーション作品の記号『エモティコン』について」
発表の態度、声の調子などはいいと思います。なぜ、海外で使われていないのか。もしかすると、エモティコンの使用は、日本独特のものなのかもしれませんよ。安易にエモティコンを使う事で、日本のアニメ市場が世界から孤立するということにはなっていないかな?

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4:庄司君「CMの過剰表現の研究」
日本人が感じるCM表現の感じ方と、海外の方(留学生の方の意見を良く聞いてください)の感じ方を詳しく比較してみてはいかが。また、日本人のアンケートの結果も、もっと詳しく条件をしぼって、比較検討する事で、より興味深い結果がだせるでしょう。(日本人独特の映像に関する感覚など)

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5:長谷川君
マルチアングルのステレオ3D映像の研究。外科手術の記録、伝統技術の工芸品制作の技術などの記録、という研究の目的を、明確にしてください。実証実験の検証部分を、より詳細につめてください。良い研究になると思います。

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