2012年1月12日木曜日

発表練習会・その2

昨日にひきつづき、次世代ブロードキャスト研究室の「卒論発表・練習会」を行いました。
以下、各発表者の内容にコメントをしていきます。

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清塚さん:アイドルグループの多様化
「アイドルのスタイルが多様化している」ということは事実だと思います。[ 考察 ] の部分で以下のような、視点による考察を増やしてみてください。
☆メディアが多様化 [ TV / 携帯電話 / ツィーター / FB / バーチャル ]とともに、アイドルのタイプ、スタイルがどのように変わって来たか?
☆アイドルとファンの間の距離はどのように変わって来たか?

タイトル:たとえばこんなふうにしてはどう?
「メディアの多様化にともなうアイドルスタイルの変遷の研究」

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福田さん:色覚弱者から見る動画
映像制作において、色弱の方から見た見え方を、よく調べましたね。
最終的な「結論と考察」のところには、もう少し社会性のある提言を盛り込みたいです。例えば、テレビ業界にむけて、番組種類ごとのガイドラインのありかたを提案するなどはどうでしょう。現状の総務省のガイドラインにどれくらいあるのか、私は知りませんが、それも少し調べてみてください。

タイトルは:たとえばこんなふう?
「TV番組視聴における色覚弱者のための環境改善の研究」などはいかがでしょうか?
「TV番組」を「映像作品」に代えてもOKかと思います。

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金子さん:これからの音楽業界
アーティストとのコミュニケーション / 仕掛けることも必要 / アナログとデジタルの融合

→ ちょうど、清塚さんの研究が「メディアの発展とアイドルの関係」を研究したように、「メディアの発展と音楽マネジメントの関係」を考えるというのはどうでしょうか。

[ 1 ] デジタルなツールやSNSサイトを使った場合のメリット、デメリットを考える。
[ 2 ] デジタル時代だから活用しなければならない「コミュニケーション」を考える。
[ 3 ] 何を代えて行かなければならないのか?
ここで、ちょっと気が変わって...
[ 4 ] メディアのSNS化によって、より国際的な広がりがでた。
[ 5 ] このままでは日本はガラパゴス化するのでは。韓国に負けちゃう?
[ 6 ] どうしたら、日本のコンテンツはどうしたら世界に通用するのか。

タイトルはこんな感じ?
「国際マーケットにむけた日本の音楽コンテンツのありかたの研究」
ちょっと、長いかもしれないので、考えてみてください。

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伊藤さん:韓国ヒットドラマにおける視聴者を魅了する...

日本と韓国のドラマを比較する。それぞれ演出やストーリー構造を、マンガ原作ドラマを通じて分析する。この立場をもう一度明確化したいですね。「韓国のドラマ」の優れた特徴を分析したあとで、やはり、日本のドラマと比較して、結論をのべましょう。だからタイトルは以下のように?

タイトル:
「日韓のドラマ番組におけるストーリー構造の比較研究」
「韓国ドラマに見るすぐれたストーリー構造の特徴の研究」

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柴田さん:吉本興行のビジネスモデルと劇場運営に関する研究
詳しく良く研究を進めたと思います。吉本興業は、ついに100周年を迎えひとつの大きな展開点をむかえたと言えます。吉本興業は、ラジオ、テレビ、ネットと、つねにメディアの発達とともに成長してきました。その中で劇場運営は常に、吉本興業のビジネスの中心にありました。
この研究の最後のまとめでは、ぜひ、ネットを中心とした、今後の可能性について、言及してほしいと思います。

タイトルは例えば:
「吉本興業の劇場運営におけるメディア戦略の変遷の研究」では?

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高柳君:メディアにおける「有害」の研究

都の青少年条例をきっかけとして、青少年にむけたコンテンツ規制のありかたについて考えましたね。途中課程は良く出来ているので、結論として導きだす内容について、もう少し考えられませんか。アニメ・マンガという自由なコンテンツ表現を規制することの是非をもうすこしきびしく問いつめて欲しいかな。

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清水さん:近年のヒット映画における予告編の規則性について

映画作品の「予告編」に着目したことで、「新しい発見」に繋がりましたね。ジャンル毎にも特徴がありますね。さて、邦画と洋画における、予告編の違いは、作品の傾向の分析によるのだろうか。要するに、創られているジャンルが、そもそも、邦画と洋画で偏りがあるのかな。

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